コロナで病院の財務悪化(NewsZ:2020年5月17日~5月23日版)

2020年4月時点で日本病院会や全日本病院協会がまとめた病院の経営状況に関する調査によると、全国1049の病院のうち8割が経営悪化したとのこと(2020年4月の平均損益は約3600万円の赤字)。
原因として、新型コロナウイルスの症状が出たと思われる人たちに対し、感染していないか確認できるまで個室を用意する必要があることから、物理的に他の病気にかかった入院患者を減らしたこと、また新型コロナ以外の病気に罹った人も院内感染を恐れて通院を控えるなどが考えられる。

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コロナ影響で上場企業初の倒産。レナウン民事再生を分析(NewsZ:2020年5月10日~5月16日版)

2020年5月15日、アパレル大手のレナウンが「東京地裁から民事再生手続き開始の決定を受けた」と発表した。子会社レナウンエージェンシー(東京・江東)が債権者として申請し、受理。
ブランド力の低下や、親会社グループからの資金回収の遅れが見られ、さらに新型コロナウイルスの影響で店舗営業休止後、衣料品の販売が急減した。百貨店などの販路を主体とするビジネススタイルは、インターネット通販やファストファッションの台頭など産業構造の変化で、苦しくなっていた様子である。
新型コロナウイルス感染拡大以降、国内の上場会社が法的整理手続きに入るのは初めてのことで、債総額は約138億円、今後は再建に向け、1カ月を目途にスポンサーを探す。

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銀行員が接待に料亭を使うのは本当?~半沢直樹ファンが元バンカー洲濵拓志に聞く素朴な質問【NewsZアフターショー】

半沢直樹のドラマで、料亭のシーンが何度かありました。和室でぜいたくな調度品、おいしそうな懐石料理と、政治家なども使いそうな典型的な雰囲気で、悪だくみだったり、理不尽な取引みたいなシーンで使われていましたが、実際に銀行では料亭を使うことはあるのですか?

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銀行にIT事業参入の道開かれる(NewsZ:2020年5月3日~5月9日版)

現在、異業種参入への規制がかけられている銀行に対し、政府・自民党は、銀行グループのIT事業などへの異業種参入を後押しする姿勢を見せている。これが進むと、金融とITを融合したフィンテック企業などに出資する場合は、金融庁への届け出だけで済むようになり、さらに子会社の売り上げへの規制が緩むことで、ネット広告やシステムの外販もしやすくする。

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銀行員は残業が多い?~半沢直樹ファンが元バンカー洲濵拓志に聞く素朴な質問【NewsZアフターショー】

半沢直樹のドラマで、夜に牛丼を食べるシーンがありました。定時を過ぎ、すでに他の行員が帰った中、銀行内で半沢直樹が一人で資料と格闘しているときに、同期が牛丼片手に現れる印象的なシーンでしたが、銀行員はそもそも残業が多い職種なのですか?

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三井住友とSBIグループ連携で金融サービスデジタル化加速(NewsZ:2020年4月26日~5月2日版)

三井住友ファイナンシャルグループがSBIホールディングスの子会社への出資することとなった。さらにSBIが設けている1000億円規模の新ファンドに出資を通じ、SMBCファイナンシャルグループとSBIホールディングスがスマホ向金融サービス等でデジタル分野を軸に包括提携することを発表。

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三井住友銀行メガバンク初の人材紹介業参入(NewsZ:2020年3月29日~4月4日版)

三井住友銀行がヒューマン・インベントリー(東京・千代田)の全株取得し、2020年4月より三井住友銀行が人材紹介業に参入する。会社名は「SMBCヒューマン・キャリア」。メガ銀行が人材紹介業に参入するのは初めてのことで、人材の確保に悩む企業が増える中、融資にとどまらない取引先の経営課題に応えられるようにする。

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政府の資金繰り対策、追いつかず(NewsZ:2020年3月22日~28日版)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中小企業の業績悪化に伴い、資金難が深刻な状態に陥っている。2月の代位弁済は8%増の3000件超で2カ月連続増加、金融機関では融資相談の申込みが殺到。政府や日銀は企業の資金繰り対策を強化しているが、企業側のニーズに追いついていない。

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