「資金繰り」という悩みから
すべての経営者を解放するために
会社を立ち上げるとき、経営者はとても熱い想いをもっていらっしゃいます。その想いが、将来の数字に結び付くかどうかわからないながらも、自分の情熱を、会社の経営理念やビジョンに落とし込んで語る姿はとても魅力的です。
ただ日本でいつまでも存続できる企業というのはそんなに多くはありません。中小企業白書(2011年版全文)によれば、創業して10年後の生存率は70%、20年後は52%、つまり10社開業しても20年後には5社が廃業している状況です。
廃業した企業の中には、創業者の思いを実現するための素晴らしいビジネスモデルを構築し、社会を変えるような事業に成長できた会社もあったかもしれません。ただ、「資金繰り」に直面した途端、創業当時の攻めの姿勢を失い、経営者として苦しい判断に迫られるのが実情のようです。
そういった「資金繰り」という悩みから解放し、本来の事業に集中できるよう、経営者の皆様のお手伝いをさせていただくのが財務戦略課の役割です。
経営者は未来を、
銀行は過去を見ている
当社代表の洲濵拓志は、実は20年間に渡ってメガバンクに勤務し、延べ1000社ほどの会社様に対して融資業務を行ってまいりました。その間、多くの経営者とお会いし、事業の将来性に賭ける思いに直接触れてまいりましたが、その時いつもちぐはくな印象を持っていました。(洲濵拓志のプロフィールはこちら»)
融資依頼にこられる経営者の方々は、総じてご自身の事業の将来性をお話しされます。その話はとても希望に満ち溢れ、実現したらすごい世の中になるのだろうと想像できます。一方、銀行側、特に審査をする部署において、融資判定する材料は、経営者が語るような将来性ではなく、その会社の過去の業績です。
このとき経営者と銀行は全く逆方向を見ています。
当時、行員だった洲濱は、この両者の視線をどうやったら調整できるか常に考え、行内に働きかけ、時にはぶつかることもあったそうです。
必要なのは
経営者と銀行の橋渡し役
銀行窓口に融資依頼にこられる経営者の方々のお話しはとても熱く、事業の特徴も大変魅力的に感じますが、提出する書式に事業内容が落とし込まれた途端、その熱量を失います。一方で、すべての業種・業態に対応しなければならない銀行側も、案件数を考慮すると書式とシステムに頼らなければならないという状況も理解できます。
財務戦略課では、その両者を最適にアレンジするための指針として、以下の判断項目を持っています。
ご依頼いただく企業様の事業内容について
- 事業の収益力はどの程度あるか?
- 事業の成長性はあるか?
- 今抱えている負債と自己資本の比率は妥当か?
- 借りたお金を返済する能力はあるか?
融資を依頼する金融機関について
- ご希望の金額に見合った規模の金融機関か?
- 依頼いただく会社にきちんとお付き合いいただける金融機関か?
- ご依頼内容に最適なのは政府系か、民間か?
- お付き合いする銀行は1つか、複数か?
「ご依頼いただく企業様の事業内容について」の判断項目ですが、実は銀行が企業を格付けする基準とほとんど同一の内容となります。したがって、お話しをうかがった時点で、銀行が御社をどのように格付けしているか、融資が通りやすいかどうか、ある程度把握できます。
「融資を依頼する金融機関について」ですが、金融機関選びというのは、融資のご経験がない経営者の方には難易度がとても高いと考えています。いきなりメガバンクに融資をお願いしに行き、体よく断られたという話も存じ上げております。これまで取引のない会社の経営者が直接窓口にくると、銀行担当者は「この会社は資金繰りに困ってやってきたんだろう」とみなす可能性も高く、信頼関係を築くのは難しいでしょう。
財務戦略課では、相談にこられた経営者の方が望むことは何か、その望みにこたえてくれる金融機関はどこが最適なのか判断させていただき、両者の橋渡し役としてお力になることを目指しています。
当社取引先金融機関一覧
過去の資金調達実績例
当社での主な成功事例を以下に記します(掲載できる案件のみとなります)。
時期 | エリア | 業種 | 規模 | 調達額 | 金利 | 金融機関 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 新宿区 | 不動産賃貸業 | 創業融資 | 1.48億円 | 1.875% | T信金 |
2019 | 品川区 | 不動産賃貸業 | 創業融資 | 1.27億円 | 2.000% | J信金 |
2019 | 横浜市 | 学校法人 | 年商1670万円 | 800万円 | 1.600% | Y銀 |
2019 | 島根県 松江市 |
花屋 | 創業融資 | 1200万円 | ①運転資金0.56% ②改装資金0.55% |
公庫 |
2018 | 江東区 | 飲食業 | 年商2000万円 | 1500万円 | 2.00% | S信金 |
2018 | 品川区 | ビルメンテナンス会社 | 年商約1億5000万円 | 1000万円 | 2.350% | T銀 |
2018 | 目黒区 | 建築設計事務所 | 資金繰り | 500万円 | 1.875% | T銀 |
2018 | 調布市 | 不動産賃貸業 | 融資の組み換え | 1.5億円 | 2.475% | S信金 |
2017 | 埼玉県 戸田市 |
ホテル及び不動産賃貸業 | 年商(グループ3社合計)2.2億円 | 8億円 | ①肩代わり72270万円1.675% ②修繕資金5000万円1.475% |
S信金 |
料金体系
初回相談(45分)
無料(着手金もかかりません)
着手金
50,000円(税込)
- ご依頼主の財務状況の分析
- 金融機関へ提出する資料の作成
- 金融機関の選択および複数の金融機関への交渉
成功報酬料金表
500万円までの部分 | 調達金額の5% |
5000万円までの部分 | 調達金額の4.5% |
1億円までの部分 | 調達金額の4% |
5億円までの部分 | 調達金額の3.5% |
10億円以上の部分 | 調達金額の3% |
下記フォームより
無料相談にお申込みいただけます
資金調達をご希望の企業様向けに、45分間の無料相談を行っております。当社個人情報保護方針に同意いただいた後、下記フォームにご入力いただき、ぜひご相談ください。
- 新型コロナウイルスへの感染防止対応のため、2020年5月31日までオンラインでの相談とさせていただいております。ご不便をおかけしますが、ご理解いただけますと幸いです。
- ご相談をご希望される日時につきましては、ご希望の候補日時を3つお送りください。調整後、担当よりご連絡させていただきます。
新型コロナウイルスの影響による
資金融資のご相談はこちら
2020年4月17日、新型コロナウイルス対策として、全都道府県を対象とした緊急事態宣言が発令されました。
経済活動を縮小して人と人との接触を減らし、新型コロナウイルスの封じ込めを行うことを目的としたものですが、そのために多くの企業は自主的に縮小営業、あるいは臨時休業を求められています。
その結果、売り上げが激減し、事業存続の危機となっている企業や個人事業主の方々が急増しています。中には廃業を決意された方もいると聞きます。
そういった状況を考慮し、政府も様々な対策をとっていますが、国の補助があるということはなんとなく知っているものの、具体的にどんな補助があるのか、それを受けるためには何をどうすればよいのか、複雑すぎてわからないという声もお聞きします。
そういった経営者の方から問い合わせが当社にも急増しております。そこで、この度新型コロナウイルス対策の一環として設けられた融資制度に関する解説および相談ページを設けました。下記リンクよりご覧いただき、一刻も早く事業存続の施策としてお役にたてていただければと思います。