すべての企業に「資金力」を
資金不足が原因で、どれほど多くの企業が、可能性に満ちた事業を断念していることでしょう。
どんなに素晴らしい人材がいても、どんなに斬新なアイディアがあっても、それを事業として離陸させるためには「資金力」が必要です。
ここで言う「資金力」ですが、事業の成立・保持に必要な「資本力」ではなく、「外から金銭を調達する力」と考えています。
金銭を調達する機関として真っ先に思い浮かぶのが銀行です。
実は私自身、メガバンクの銀行マンとして20年間にわたり、延べ1000社ほど担当し、総額1000億円ほどの融資をしてまいりました。その間、多くの経営者とお会いし、事業の将来性に賭ける思いに直接触れてまいりました。
ただ、経営者がどんなに素晴らしいビジョンを語ったとしても、銀行を納得させることができなければ融資はおりません。なぜなら銀行が見ているのは経営者が見ている未来とは逆方向、つまり過去の業績であり、そこには事業の将来性を考慮する仕組みが存在しないからです。
そういった銀行の真っ只中にいた自分ですが、事業を離陸させるためには何よりもまず金融機関を納得させられるだけの力、「資金力」が大切であることを身をもって感じた次第です。
当社では、すべての経営者のビジョンを実現するため、金融機関に詳しい財務の専門家が、御社と金融機関の橋渡し役をさせていただきます。そして日本で事業を営んでいるすべての企業を支えてまいりたいと思います。
2020年4月1日
代表取締役