コロナ公的融資10兆円と今後の厳しい正念場(NewsZ:2020年5月31日~6月6日版)

2020年5月31日~6月6日のニュースの中から、財務部が気になるニュースを選び、お届けします。さらに代表取締役 洲濵拓志が注目する1つのニュースを取り上げ、「財務」という観点から丁寧に解説します。

※参照している各ニュースについては、日本経済新聞およびその他メディアで報道されているものです。

財務部が選んだ今週のトップファイブ

  1. 5位 メガバンク、デジタル通貨の基盤整備へ
  2. 4位 教育サービスのオンライン化・アジアで展開
  3. 3位 医療を介護への業態転換で支援
  4. 2位 最低賃金の引き上げよりも雇用を重視
  5. 1位 コロナ公的融資10兆円と今後の厳しい正念場今週のトピック»

今週のトピック

「コロナ公的融資10兆円と今後の厳しい正念場」

概要

新型コロナウイルスの影響による資金難に苦しむ企業が融資窓口に殺到し、コロナ対策に向けた公的融資額が10兆円弱に到達。そういった中、緊急事態宣言の解除で企業活動が徐々に再開しているが、感染再拡大の恐れは残ることから、経済のさらなる悪化が見込まれる4~6月期以降に向け、資金繰り支援は持久戦になる可能性が高い。

全国地方銀行協会の笹島律夫会長も第2波、第3波を警戒。予防的に設定した融資枠を実際に活用していくことになる企業も増えると思われる。

財務部の視点

  • 現在の融資の実行状況はどうなのか?
  • 傾向として、融資を希望する企業は、金額設定をどのように決めている?
  • その金額で第2波、第3波がきたら、実際持ちこたえられるのか?
  • 企業はどういう姿勢でこの融資政策に向き合うのが良い?

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