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2020年5月10日~5月16日のニュースの中から、財務部が気になるニュースを選び、お届けします。さらに代表取締役 洲濵拓志が注目する1つのニュースを取り上げ、「財務」という観点から丁寧に解説します。
※参照している各ニュースについては、日本経済新聞およびその他メディアで報道されているものです。
目次
財務部が選んだ今週のトップファイブ
- 5位 地銀の店舗削減にコロナの影響
- 4位 大手銀行、不良債権への備え1.2兆円
- 3位 4月の貸出金、増加の実態
- 2位 コロナ影響で上場企業初の倒産。レナウン民事再生を分析今週のトピック»
- 1位 倒産拡大4月743件
今週のトピック
「コロナ影響で上場企業初の倒産。レナウン民事再生を分析」
概要
2020年5月15日、アパレル大手のレナウンが「東京地裁から民事再生手続き開始の決定を受けた」と発表した。子会社レナウンエージェンシー(東京・江東)が債権者として申請し、受理。
ブランド力の低下や、親会社グループからの資金回収の遅れが見られ、さらに新型コロナウイルスの影響で店舗営業休止後、衣料品の販売が急減した。百貨店などの販路を主体とするビジネススタイルは、インターネット通販やファストファッションの台頭など産業構造の変化で、苦しくなっていた様子である。
新型コロナウイルス感染拡大以降、国内の上場会社が法的整理手続きに入るのは初めてのことで、債総額は約138億円、今後は再建に向け、1カ月を目途にスポンサーを探す。
財務部の視点
- レナウンは昔から日本人に馴染み深い会社だけにこの記事は衝撃的だが、「アパレル業界」だからこういう結果になったということ?
- コロナ以前から経営はどの程度苦しかったのか?
- 今回はレナウンエージェンシーという子会社からの申請になっているが、つまりどういうことか?
- こうならないためにも企業は何を意識しなければいけない?
関連リンク(レナウン公式HPより)
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