マイナンバー1人1口座(NewsZ:2020年6月7日~6月13日版)

2020年6月7日~6月13日のニュースの中から、財務部が気になるニュースを選び、お届けします。さらに代表取締役 洲濵拓志が注目する1つのニュースを取り上げ、「財務」という観点から丁寧に解説します。

※参照している各ニュースについては、日本経済新聞およびその他メディアで報道されているものです。

財務部が選んだ今週のトップファイブ

  1. 5位 地域金融機関を公的資金で支える「改正金融機能強化法」成立
  2. 4位 マイナンバー1人1口座今週のトピック»
  3. 3位 銀行OBによる経営に変革迫る株主提案
  4. 2位 経営者の事業承継の負担減らす法案成立
  5. 1位 地方自治体、財源1兆円取り崩し

今週のトピック

「マイナンバー1人1口座」

概要

マイナンバーと預金口座をひも付ける動きが前進した。6月9日の記者会見で高市早苗総務相は、ひも付ける口座数を国民1人あたり1口座とする方針を示し、「2021年の通常国会」に関連法改正案の提出を目指す。

ひも付けされるのが全口座ではなく1口座のみとなった理由は、個人事業主から「国に資産状況をガラス張りにされたくない」といったような反発があるため。また、金融機関側も、全口座のひも付けが進めば、海外の銀行に預金を移す顧客がでてくるとの懸念を示している。

一方で1口座ひも付くことで、現金給付など素早い対応も見込まれる。

財務部の視点

  • この話はあくまで個人に限ったことであり、法人には関係ないのか?
  • こういう仕組みづくりは、海外に比べると日本は遅れているのか?
  • 国が個人の資産状況を把握する流れは今度どうなる?
  • 今回のマイナンバー1人1口座ひも付けについて、財務部として経営者の方々にメッセージ

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